裏垢

裏垢です

今年の冬、さまざま

話前後してますが……。

 

顔剃りを十年ぶりにした。

美容院だとまったくやんないからさ〜。十年、それはもう長い時間である。生まれた子供、もう近代的自我芽生えてるだろう。どうにか育ってくれてよかったよ、成人するまでまだまだ半分、か。なんて架空の子供を想像する始末である。

にしてもやっぱし顔剃っていいな。なんか肌が再生したような気分になる。

やはりメリットは「肌色が明るくなる」というところだろうか。しかし自宅でやるにしてもさ、いつもは適当に髭の生えたところを剃っているだけなんだよね。なんで正しい手順はわからないまま生きている。どういう剃り方が正しいのだろうか。ネットで検索してみるべきではないか。いまんとこしてないけど。

なんかわかんないまま生きてんな。わかってることなんてあんのか、ってくらいにな。

 

『テラヤマキャバレー』と『インヘリタンス』を観た。舞台である。

 

2024年に寺山修司を日生か〜なんて感慨深かったけど、いやでもなんやかや寺山修司ででかい劇場で、大勢の出演者で、っていうのは見栄えがあっていい。客席では、慎吾ちゃんのファンが多数(というかほとんどかな)で、なんだかすごく楽しそうにしていて、よかった。ルヴォー演出作品は、いつもなんとなく乗り切れないものがあるんだけど、今回はそんなことなかったし。

 

『インヘリタンス』は二部、それぞれ三時間はあるっちゅー大作であった。いやーよかったですね。俳優スタッフのみなさんの情熱というか気合いが感じられた。ネットでは、「オネエ言葉を使ってるのはどうか」的な苦言もあったけど、僕の感覚としては、友達とホゲてるときオネエになるやついるよな〜というくらいであまり気にはならなかった。減ってるのかな、そういうタイプ。作品のテーマも、『エンジェルスインアメリカ』の頃から時代はずいぶん変わり、新しい問題、そしてゲイコミュニティのありかたの変化によって、「継承」できるのか?  というところが描かれていて、なるほどな〜とか。

超個人的には、あの作家の男の子が、人ごととは思えなかった! ぜったいそう思った小説家たち、いっぱいいるはずだ!

 

他にも2本観に行こうと思っていた作品があったんだけど、とにかく体調が悪くって、行けなかった。しかし、寝るってのも大事だ。アクティブに動けない時期をうまくやりすごしていかなくちゃ〜なりません。

 

改めて考えてみたら、ここしばらく家族とパーソナルトレーナー、そして店員さんとしか会話してね〜じゃん、と気づいた。

やばいな、もう少し異文化交流とかしないと、頭がどんどん鈍ってくるし、凝り固まるんじゃねーの、ってんで、隠れてこっそりバイトでも軽くしようとした。気の迷いである。

で、なんとなくいい感じの店があったので、気軽に応募したんだけど、特に連絡ないな、と思ったら、夜に電話があった。

もう最初っからなんか勢いがいいというか、こいつ性格悪そう〜ってかんじの採用係で、

どんどん規約だとか募集がとかいってくるわけ。

「いやべつにどっちでもいいですよ〜」といってたら、

「アルバイト、大学生が多いですけど耐えられますか」「大学生のスケジュールを優先しますので半年ごとにシフトかわります」などなど。

もう面接する前に辞退してくれ、という気持ちがダダ漏れじゃん。

いや、絶対あったら喧嘩になるな、というか、こいつに見せる履歴書はねえ! と思い、

「じゃあ今回はやめときます〜」といって電話を切った。

あの某駅の某店、きっと大学生たちが楽しく仕事してるんだろうな〜。半年ごとに(大学生の授業のタイミングで)シフト変えてくれるなんていい店だ。

電話の主の名前ちゃんと覚えておけばよかった。どんなやつか、今度見に行ってやろうと思ったけど、まあどうでもいい。むしろ俺の方がどっちかってーと悪い気がする。

 

とにかくしばらく調子があたまもからだも悪かったんだけど、なんやかや整体やらCS60のおかげで不調改善されつつある。

 

このブログは裏垢なんていってるけど、ただの生活記録である。裏話も文句もたいしてない。ただ、超〜適当に文章を書いているので、いちおう文章でお金もらってる人間としてはどうなの? というところが、裏垢かもしれない。

 

はやいとこあったかくなってほしい。しかし、あつくなったらまただらけそうだ。いかんな。季節に負けっぱなし。